【管理人】軽く解説します。パチスロには設定が6段階あるのは昔からですね。今はパチンコは釘をいじるなということでパチスロと同じように設定で出す出さないを決めれます。あっ私、若い頃ですが10年ぐらいパチンコ屋にいて設定とかホールコンとか経理とか金勘定とか企画とか台の設置や修理といったほぼすべての業務をしてました。

話がそれましたが、この出る出ないというのは確率論です。あくまでも出やすくなっているということで確実に出るという事ではありません。設定6でも数万円のマイナスになったり逆に設定1でも1～2万のプラス程度ならでることもあります。昔設定1で10万ぐらい出たこともあります。昔設定6確定台なるものを常連客に開放した時は出やすい花火で5万ぐらい負けたヤーさんが台を破壊する勢いで殴って帰った時は怖かったです。

今回の事件は元記事を読む限りでは、店舗勤務のスタッフがおそらく今はチェーン店なら一元管理しているであろう各店舗の台の設定関係の一覧を不正に読み込んでアプリに飛ばしてわかるようにしたと。※この設定というのはコンピュータで一元管理するために各店で打ち込んだものでしょう。設定は勝手には変わらないので閉店後に担当者が一台一台変更していきます。なので営業中は勝手には変更できません。遠隔もできません。台を開けてもちゃもちゃしらた可能ですがお客さんの前で変えるのはどうなのかと。そもそも営業中の変更は違法ですし。

それらの各店舗の担当者が上司などが分かるように打ち込んでおいた各台の設定の情報を読み取れるようにしたと。そんな感じです。店側としては設定を色々変えて、その機種全体で目指す利益率のために計算して設定をいれます。なかなか期待どおりに出たり出なかったりはしますが、上手に設定を上げ下げすることで月の利益を確保するのです。

ギャンブルじゃないから被害額なんて出ないんじゃないの？という意見もありましたが、今回のように特定の人たちが勝ちやすい高設定の台に座り続ければそれだけ一般のお客さんが勝てなくなり客離れにつながります。それが被害額ということでしょう。ゲーセンでも同様ですね。良い台は知り合いだけ。となるとあの店は長く遊べないということで客離れにつながります。

そんな感じで今回の事件の説明でした。とはいえ・・・早くパチンコつぶれないかな～。